農業振興啓発事業

農業振興施策について
都市における農地は、新鮮な農産物を安定的に供給する役割を担うだけでなく、農地の持つ価値を活かした農業体験や農業に関する学習の場としての活用、市民交流の場としての利用など、さまざまな役割を担っています。東大阪市という都市農業における農業振興施策を通じて、市民の皆様に農業を身近に感じて頂く取り組みを行っています。

東大阪市農業振興啓発協議会とは
東大阪市農業振興啓発協議会は、東大阪市の農業の振興育成を図るとともに、市民の農業に対する理解と関心を深めることを目的として設立され、東大阪市・JAグリーン大阪・JA大阪中河内・大阪府・大阪府農業共済組合・東大阪市農業委員会で構成されています。

暗峠棚田再興支援事業
東大阪市の山間部にある暗峠で棚田を所有するJA大阪中河内組合員から、管理が難しくなった棚田を何とかして良い状態で保全し暗峠ならではの環境を守っていきたいと相談を受けたJA大阪中河内が主体となり、事業を開始しました。
暗峠の古き良き時代の清閑な情景を保ち、高齢化により管理が難しくなった棚田の保全を図るとともに、田植え・稲刈り収穫体験を中心とした農業体験を行っています。応募された市民の皆様をはじめ、市内の若手農業者や、「ジョイントハンズ花園」からプロスポーツ選手の方々にもご参加いただき、参加された皆さんと一緒にイベントを盛り上げていただいています。
暗峠の棚田
田植えの様子
さあ収穫
おおきく太った籾

大人の農業体験プログラム「いも」
さつまいも(安納芋)の苗植え・収穫体験を通して、農業の楽しさや都市農地を守っていく重要さをお伝えしています。採れた安納芋を使って芋焼酎を醸造し、大人の参加者へプレゼントするとともに、JA大阪中河内においては「東大阪産芋焼酎 身土不二」として一般販売もされています。また、「ジョイントハンズ花園」からプロスポーツ選手の方々にもご参加いただき、参加された皆さんと一緒にイベントを盛り上げていただいています。

植付け風景
収穫の様子
たくさん収穫できました
さつまいもの焼酎へ

「THE 米」
田植え・収穫体験を通して農業の楽しさや大変さを子どもたちに学んでもらう機会を創出しています。参加者の皆さんには収穫したお米等のプレゼントを行い、地産地消の大切さや、食育面での意義なども伝えています。また、イベントには「ジョイントハンズ花園」から、プロスポーツ選手の方々にもご参加いただき、参加された皆さんと一緒にイベントを盛り上げていただいています。
みんなで田植え
田植え風景
収穫の様子
たくさん収穫できました

玉串の菊を使ったアレンジメント教室
玉串地域の歴史ある菊をPRするため、地元生産団体である玉串花卉生産組合と連携して、菊を使ったアレンジメント教室を開催しています。クリスマスを前に菊を使ったリースを制作し、「菊=仏花」といった従来のイメージが変わるような作品づくりを行っていただきます。
教室の様子
作品づくりの様子