子ども市政だより第40号 全面
東大阪子ども市政だより
第40号 2024年12月
- 発行
- 東大阪市 市長公室 広報広聴室 広報課
- 〒577-8521 東大阪市荒本北一丁目1番1号
- 電話
- 06(4309)3000 ファクス06(4309)3822
ダイバーシティって何だろう?~みんなちがってみんないい
私たちの周りはちがいであふれている
- 年齢
- 性別
- 障害
- ライフスタイル
- 価値観
- 文化
- 趣味
- 国籍
ダイバーシティとは、「多様性」という意味です。私たちの社会には、いろいろな人がいます。例えば、性別、年齢、国籍、趣味など、異なる人たちが集まっています。このように、「いろいろなちがいがあること」をダイバーシティといいます。
今回の「すくらむ」では、私たちの周りのダイバーシティ「多様性」について考えます。
多様性ってなんだろう?
あなたはどんな人ですか?
あなたが家族や友人と同じところ、ちがうところは何ですか?
年齢や性別、国籍、趣味など、みんなちがう特徴をもっています。
例えば、日本では玄関で靴を脱ぎますが、部屋の中でも靴を履く国もあります。
このように、いろいろなちがいがあることを「多様性」といいます。
多様性はとても大切なことです。なぜなら、ちがう人たちが集まることで、新しいことを学んだり、ちがう文化や習慣を知ったりすることができるからです。
ちがいを受け入れたり、認めたりすることは、自分自身を大切にすることにもつながります。
東大阪市は、全ての人が、自分らしく生きることが尊重され、お互いに助けあい、輝くことのできる共生社会をめざしています。
世界の人が集まる東大阪市
東大阪市の外国人住民の国籍(地域)数は、2020年には76か国でしたが、2024年には10か国増えて86か国となっています。
小学校・中学校の外国籍児童・生徒数をみると、2024年で635人が在籍してともに学んでいます。(令和6年5月現在)
東大阪市の外国人住民の国籍(地域)数(2020年~2024年)
- 国籍(地域)数
- 2020年 76か国
- 2021年 76か国
- 2022年 82か国
- 2023年 87か国
- 2024年 86か国
ちがいを認めあおう
文化・性別・世代・障害など、さまざまな組み合わせにより私たちは存在しています。
誰もが自分らしく暮らせる社会のために、多様性を「自分のこと」として考えてみましょう。
自分の行動を見直してみよう
自分の周りの多様性を知って、自分自身ができることを考えてみましょう!
ちがいを知ると、世界がひろがる~みんなで学ぶ・楽しむ!
車いすで体験!ウィルチェアスポーツ
花園中央公園の中には、障害の有無や年齢にかかわらず、誰もがともにスポーツを楽しむことができるウィルチェアスポーツコートがあります。10月31日には市内小学校の児童ら約200人が体験会に参加し、車椅子ソフトボールやボッチャなどを体験しました。
慣れない車いすの操作に、最初は戸惑いながらも、さまざまなウィルチェアスポーツを楽しんだ児童たちは「ウィルチェアスポーツを通じて普段できない体験ができてよかった」や「これから車いすに乗っている人の気持ちを考えようと思った」などと話していました。
異文化に触れる!カラフルコミュニケーションパーク
カラフルコミュニケーションパークは、さまざまな国の文化に出会い、触れることを通して、それぞれのちがいを大切にする力を育てる取組みです。11月22日には、近畿大学の実学ホールで「つながろう世界と つなげよう未来に」をテーマに開催され、市内小学校7校の児童が参加し、異なる文化を知るとともに、異文化について考える様子が見られました。来年2月には文化創造館で開催予定です。
全体シンポジウム
スコットランド出身の、リンゼイ キャメロン ノミヤマ カワイさんに、スコットランドの文化や生活などについて、お話ししていただきました。
ブース交流
それぞれの学校で学んだことや感じたことを、意見交換したり、シンポジウム講師などさまざまな人と交流したりして、楽しみながら異文化について学びました。
誰もが安心して暮らせる社会(まち)へ
自分にとっての当たり前が、隣の人にとっての当たり前ではないかもしれません。
社会にはいろんな人がいます。私たち一人ひとりが多様性の一部です。
みんながちがうからこそ、お互いに助けあい、それぞれの個性を尊重し認めあうことが大切です。
みんながおもう多様性って?
日頃からいっしょに学んでいるみんなの仲間に、「みんながおもう多様性について」聞いてみたよ!今回はカラフルコミュニケーションパークに参加したみんなから意見を聞きました。
- 個性
- 気持ちを考える
- 共感
- 思いやり
- 自分とちがう
- 得意、不得意
自分は自分らしく、みんながみんならしく、生きられる社会にするために、このすくらむをきっかけに「多様性」について考えてくれたらうれしいです。