保健師からのメッセージ(1歳3か月)
1歳から3歳のお子さんをもつあなたへ
1歳3か月の頃
【言葉】
赤ちゃんによっては、「アーアー」と言葉ではない表現ですませる場合もあります。
言葉を理解していても話さない子どももおり、言葉を話す量もそれぞれ違いがあるので、まだ話せないと焦る必要はありません。
【自我】
自分の思いとママの思いに違いがあることに気づき、「ママとぼくは違うよ」「ママの思いどおりにはならないよ」ということを主張するために「イヤ」「ダメ」などを連発するようになります。まだ自分の思いをはっきりとは意識していないので、ママがほかのことで気をそらしたり、場面を変えたりするといいでしょう。
【夜泣き】

夜中に起きておっぱいをせがむ場合、のどが渇いていることがあります。ミルクだと虫歯になりやすいので、お水やお茶で水分補給するようにしましょう。
また、おっぱいを飲まなくても吸い付いていないと眠れない子もいますが、これは精神的な安心を求めているので、無理に離す必要はないでしょう。
それ以外で、なかなか寝ない子は、寝る行為にスイッチできていない可能性があります。絵本を読んであげたり、指で遊んだりしながら寝る前のお遊びを習慣づけると良いでしょう。
【はみがき】
【外遊びは成長に良い♪】
まず、太陽の光を浴びること自体が、骨を強くする効果があります。また、体内時計をリセットする働きもあるので、成長を促すホルモンや、朝起きやすくなるホルモンの分泌が良くなります。
次に、足を地面につける、歩く動作が筋肉、体幹を鍛え、姿勢のバランスが良くなります。お外には、まっすぐ平たい地面の他、砂場などの柔らかい道、坂やくぼ地などのデコボコ道、たくさんの刺激があります。まずは、大人が支えながら立たせてあげてください。なれてくれば、手を引いて一歩ずつ歩いてみましょう。自分で2〜3歩歩けるようになったら、靴を履かしてあげて、自由に歩くのを見守ってあげてくださいね。
時には、スコップやバケツ、ボールをもっていってみてください。周りへの興味が出てくる時期ですので、道具を使ってまねっこをしてくれます。スコップで地面をたたいたり、バケツを持ってみたり、ボールをドーゾしてくれたり、遊びがどんどん広がります。

外遊びは水、砂、木や草花、たくさんの触感が楽しめます。また、たくさんの音やたくさんの人にも出会うでしょう。新しいものや楽しいものに出会うと、思わず声が出たり、ママの方を振り返ってくれたり、手足をばたつかせて喜んだり、さまざまな反応が返ってきます。時にはびっくりして泣いてしまったり、イヤがることもあるでしょう。そんな時にママに抱きしめてもらうと、とても安心します。外遊びはびっくりと安心の両方を学べる大切なことですね。
【注意しよう!外遊びでは目を離さない】
この時期の子どもさんは、自分ではまだ「していいこと」「悪いこと」が分かりません。興味が先行して、道路に飛び出したり、地面に落ちているものを口に入れたりします。外遊びでは子どもさんから目を離さないようにしてください。道路に飛び出す時や、口に入れてはいけないものを口にいれた時は、「ダメよ」と言葉かけと一緒に、体を止めてあげたり、手を止めてあげたり動作でも示してください。止める動作を何度かくり返すと、手を引いてくれるようになります。その時には、いっぱいほめてあげてくださいね。
また、夏の暑い時期は気温が上昇する12時〜午後2時の外出は控えましょう。熱中症予防のために、必ず水分を持って出かけてくださいね。小まめに水分補給することが大切です。
「子育て情報(園庭開放・おでかけ事業等)」
http://www.city.higashiosaka.lg.jp/kosodate/0000010925.html
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