おおさか環境賞
おおさか環境賞とは??
「今米緑地保全会」が平成29年度おおさか環境賞を受賞されました
平成29年度表彰式
特に優れた府民活動部門として、屋敷林の保全を行っている「今米緑地保全会」の方々がおおさか環境賞の準大賞を受賞され、9月11日に大阪府庁本館5階「正庁の間」にて表彰されました。
他にも大阪府下の中学生・高校生や一般事業者の方々が表彰されました。
表彰式の様子
表彰を受ける「今米緑地保全会」代表の川中さん
今米緑地保全会について
受賞された「今米緑地保全会」は、江戸時代に建てられた川中邸の周囲の5,000平方メートルの屋敷林において、林の保全・整備活動や植生調査を行っています。また、屋敷や周囲の林において、地域の子どもも楽しめる「美杜里乃屋」愉会や屋敷林の保全について学ぶ「みどり塾」の実施による環境教育活動も実施されています。このようなさまざまな取組みにより今回めでたく、受賞となりました。
主な活動内容
- 竹林でのタケノコ狩りや竹を使っての工作・郷土芸能河内俄鑑賞、建物でのフルートアンサンブルコンサートなどの大人から子どもまで楽しめる資源を活用した屋敷林・建物での催し
- 有識者を招いての「みどり塾」を年4回開催し、日ごろから保全活動に携わるボランティアの方々の知識の向上に繋げる
- 屋敷林の植生調査をし、これからの保全の方向に役立てる
屋敷林のこれから
- 江戸時代から続くこの場所は建物とまわりを取り巻く屋敷林とが一体化し景観を保っている。
- 多くの人々や団体との交流ができ、場所の周知や理解が深まってきた。
- 市街化が進み、周りの環境が変わって地球の温暖化も影響し、植生が変わっていく屋敷林の保全は大変難しい。理解ある指導者とともに、次の世代に残せる100年先を見据えた森づくりを目指していく。

「命の輝き共生の森計画推進協議会」が平成28年度おおさか環境賞を受賞されました
平成28年度表彰式
今回、特に優れた府民活動部門として、中環の森を運営されている「命の輝き共生の森計画推進協議会」の方々がおおさか環境賞の準大賞を受賞され、8月29日に大阪府庁本館5階「正庁の間」にて表彰されました。
他にも大阪府下の大学生や一般事業者の方々が表彰されました。
厳粛な表彰式となりました

表彰を受ける「命の輝き共生の森計画推進協議会」代表の安川さん
命の輝き共生の森計画推進協議会について
受賞された「命の輝き共生の森計画推進協議会」は、府道中央環状線「意岐部東~瓜生堂」を拠点に、自然とのふれあい、観察、体験、研究ができる、日本一長い自然博物館を目的とした、都市の中に存在する数少ない博物館「中環の森」を運営されています。
講習会等の各種イベントや春夏の祭り、近隣高校との連携など、緑化活動だけでなく、地元地域での環境保全の取組みに大きく貢献されています。このような積極的な取組みにより今回めでたく、受賞となりました。
主な活動内容
- 平成22年4月より毎月、定例会を開催して、中環の森の清掃、草刈、花壇づくりを行いました
- 植樹祭を2回開催し、あでやかな山桜や災害に強い樹木などを植樹し、植樹以外では広くテーマを置き、森に関するイベントや公園を行っています
今後のプラン
- 水辺のゾーン(ビオトープ、小川)をつくります
- 四季のゾーン(四季の草木)をつくります
- 花の育苗を行いアドブド・ロード、アドブド・リバー、各団体への花の供給をします
- 自然エネルギー発電の研究開発を行っていきます
- 「中環の森」に関するイベント、ワークショップ、講演会等を実施します
最終目標
- 東大阪市の観光名所にして、市民の憩いの場にします
- 災害時には避難所として活用できるようにします
- 環境教育の場として利用できるようにします
- 地域の歴史と伝統技術を伝承します
- モノ作りと共に人つくりを目指しています

中環の森の春です。桜が咲きます。

育苗を植える活動を行っています。きれいな花が咲きます。