課題01|東大阪市産農作物を広め、農業を守りたい


募集概要

実現したい未来
- 東大阪市産農産物の魅力を知ってもらい、身近に感じられる存在になる
- 東大阪市民が地元で採れた東大阪市産農産物を食べ続けることができる(地産地消)
- 市内の農業従事者が農業にやりがいを感じ、持続的に農業が行われる

現状
- 市内農家の大半が自給的農家や小規模販売農家であり、個々の農家の所有する農地面積は小さく点在している
- 後継者不足、人手不足で、農地が減少している
- 本市には、とりわけ特徴のある特産品目はないが、農薬や化学肥料の使用を慣行栽培よりも 5 割以上削減して栽培したエコ農産物の生産に力を入れている。市内では、さまざまな種類の農産物が栽培されており「大阪エコ農産物」の認証件数は大阪府下で1位を誇っている。
- 東大阪市産農産物の大半は、JAの直売所で販売されている

解決したい課題
市内の農家は、小規模で多品目を栽培しているケースが多く、大手のスーパー等へ納品できるほどの量を生産していないため、市民が地元の農産物に触れる機会が少ない状況である。身近に安心安全で美味しい野菜や果物があることを市民に知ってもらい、地域への地元農産物の普及促進を図っていきたい。

想定する解決策
以下の事例は、あくまで参考です。
- 東大阪市産農作物が買える・食べられる店舗を消費者の身近な場所に増やす
- 東大阪市産農作物を活用した加工品の製造・販売
- 東大阪市産農産物を使ったレシピを開発し、広める など

検討経緯・これまで実施したことがある施策等
- 東大阪産農産物を取り扱う飲食店や小売店を市がPRする「東大阪市地産地食サポータ登録制度」を実施。(令和6年1月時点 飲食店:4件 小売店:7件)
- 東大阪市産農産物をPRするため、東大阪市のゆるキャラ「トライくん」のシールを作成。
- さつまいも(安納芋)やお米の田植え、収穫を市民が体験できるイベントの開催。収穫したお米を使って子ども向け料理教室を行い、地産地消の大切さも伝える。
- 玉串地区において盛んに栽培されている菊を使ったフラワーアレンジメント教室を開催。さまざまな品種、色の菊を使いクリスマスリースを作成。
- 地元高校生が、東大阪市産さつまいも(大阪エコ農産物)を使い、パン菓子をアレンジしたレシピを開発。企業と連携して商品化し、一部のスーパーマーケットで期間限定で販売。
- 農薬・化学肥料不使用で栽培された東大阪市産のさつまいもを使った「干し芋」を商品化し、一部の市内スーパーマーケットで販売。
- 市内のコンビニ3店舗で、各店舗の近くで採れた東大阪産の新鮮な旬野菜や果物を期間限定で販売。
- ホテルセイリュウ(上石切町)にて、東大阪産野菜を使った朝食ビュッフェの提供・売店において野菜を販売。
募集締切 | 2026年3月31日 |
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担当所属 | 都市魅力産業スポーツ部 農政課 |
企業側の想定メリット |
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提案企業に求める専門性 | 加工品として企画販売する場合は、商品開発力、販路開拓力 |
提供可能な環境、リソース等 | 農家や農業関係団体との調整 |
実施予定時期 | 提案いただいた企業と協議を重ね、事業の実現可能性が見えた段階で着手 |
予算措置の可能性 | 事業の実施にあたっては、東大阪市の予算を投じず、民間企業で自走化できる取組みを想定しています。 |
提案の選定方法 | 特に選定をしません(提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない) |
備考・その他の参考情報 |

ご提案について
提案方法およびご提案にあたっての留意点をご確認のうえ、公民連携協働室までご連絡ください。