市政だより 令和7年5月号 4面(テキスト版)
令和7年度予算
全ての世代のWell-being実現へ
今年度予算が、令和7年第1回定例会で決まりました。
一般会計の予算は、2354億5400万円で前年度より139億3800万円の増額となっています。
令和7年度は、第3次総合計画の基本構想に掲げる将来都市像「つくる・つながる・ひびきあう -感動創造都市 東大阪-」の実現に向け、とりわけ「子どもファーストのまち東大阪」のブランド確立をめざした予算となっています。子どもファーストの取組みが、本市の魅力向上、にぎわいや活力の創出、ひいては全ての世代のWell-being(幸福)につながるという考えのもと、若者・子育て世代を応援する施策を積極的に盛り込みました。また、賃金や物価の上昇に対応しつつ、喫緊の課題である防災・減災対策、住民の利便性の向上などを図るためDXの推進にも予算配分を行いました。
詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください。
- 問合せ先
- 財政課 06(4309)3124、ファクス 06(4309)3826
会計別予算額
- 一般会計
-
- 令和7年度予算額
- 2354億5400万円
- 令和6年度予算額
- 2215億1600万円
- 増減額
- 139億3800万円
- 増減率
- 6.3パーセント
- 特別会計
-
- 令和7年度予算額
- 1316億8000万円
- 令和6年度予算額
- 1291億2600万円
- 増減額
- 25億5400万円
- 増減率
- 2.0パーセント
- 企業会計
-
- 令和7年度予算額
- 464億2300万円
- 令和6年度予算額
- 466億5300万円
- 増減額
- -2億3000万円
- 増減率
- -0.5パーセント
- 一般会計 教育や福祉、土木など市の基本的な事業を行うための会計
- 特別会計 国民健康保険料、介護保険料など特定の収入をもって特定の事業を行うことで収支を明確にした会計
- 企業会計 独立採算により収益を上げて運営する会計
歳入
歳入予算の構成は、市税が約827億円と歳入の35.1パーセントを占め、次いで主に特定の事業を実施するため国から支出される国庫支出金が約631億円(26.8パーセント)、地方交付税が260億円(11パーセント)となっています。
歳入 2354億5400万円
- 市税 827億2000万円(35.1パーセント)
- 国庫支出金 631億円(26.8パーセント)
- 地方交付税 260億円(11.0パーセント)
- 府支出金 213億9200万円(9.1パーセント)
- 交付金など 182億7300万円(7.8パーセント)
- 市債 88億9200万円(3.8パーセント)
- その他 150億7700万円(6.4パーセント)
歳出
歳出予算の構成は、福祉・子育て支援などに要する費用に約1300億円と歳出予算の55.2パーセントを占めています。次いで道路や公園、まちづくりなどに要する費用に約221億円(9.4パーセント)となっています。
歳出 2354億5400万円
- 民生費(福祉・子育て支援など)
1300億3800万円(55.2パーセント) - 土木費(道路・公園・まちづくりなど)
221億1000万円(9.4パーセント) - 教育費(学校教育・生涯学習など)
199億3100万円(8.5パーセント) - 衛生費(健康増進・環境保全など)
169億300万円(7.2パーセント) - 総務費(庁舎管理など行政の運営)
167億2500万円(7.1パーセント) - 公債費(借入金の返済)
166億4200万円(7.1パーセント) - 消防費(消防・救急など)
85億6100万円(3.6パーセント) - その他
45億4400万円(1.9パーセント)
令和7年度の主な事業概要
事務事業
- 小中学校給食費無償化事業 11億2300万円
小中学校給食費(全学年)の無償化 - ザ・コーポレートゲームズ開催経費 7400万円
参加型国際スポーツフェスティバルを開催 - 母子保健DX推進事業 2735万円
母子健康手帳などの電子化にかかるシステム構築など - 帯状疱疹ワクチン接種経費 2億5870万円
令和7年度に65歳になる高齢者などへのワクチン定期接種を実施 - 東大阪版AIオンデマンド乗合ライドシェア事業 1919万円
AIシステム開発費や車両購入費など
建設事業
- 防災施設整備事業 11億9539万円
新たな防災倉庫の整備にかかる工事費など - 展望フロアリニューアル事業 3900万円
市役所本庁舎展望フロア(22階)の魅力向上に向けたリニューアル