市政だより 令和7年5月号 24面
花まんま×東大阪
朱川湊人さんの第133回直木賞受賞作品を原作とした映画『花まんま』が4月25日から公開されます。
東大阪市と滋賀県彦根市を舞台にしており、恩智川沿いや布施商店街など、重要なシーンが東大阪市内で撮影されました。
映画監督 前田 哲さんインタビュー
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』のヒットで注目を集め、その後も『そして、バトンは渡された』『九十歳。何がめでたい』など話題作を手掛けられた大阪府柏原市出身の前田監督。
監督自身が長年に渡って映画化を望んだ作品『花まんま』の見どころや東大阪への思いについてお伺いしました。
東大阪が舞台の1つになっていますが、東大阪での撮影は最初から考えていましたか
原作どおりできるだけ東大阪で撮影したいと思い、ロケハン(下見)を行い、“東大阪”というまちを見たうえでほかのロケ地を探しました。東大阪の工場や街並みなど、ここでしか撮れないと感じていました。
東大阪での思い出の場所はありますか。また、東大阪市での撮影で印象に残った出来事などがあれば教えてください
小学生のころは布施によく映画を見に行っていましたね。
映画の撮影時には布施商店街の皆さんに大変お世話になりました。商店街を自由に撮影させていただくには地元の方の協力が必要です。当日は待機場所としてお店を使用させていただいたり、急遽お声がけしてエキストラとして出演していただいたり快くご協力いただき、とても助かりました。
あと、恩智川沿いの菜の花の景色もすごく覚えています。東大阪ならではの景色だと思いますし、兄妹二人が暮らす家を探していたわけではなかったですが、菜の花の景色を見て、即座に二人の住む家を恩智川沿いの家に決めました。
予定していたわけではなかったので飛び込みで撮影のお願いをしましたが、そのときも快くご了承くださり、とても助かりました。
ほんとに気持ちよく撮影させていただきましたし、東大阪の皆さんの愛情があったからこそ、この愛情深い映画が撮れたんだと思います。
映画の公開を楽しみにしている東大阪市民の皆さんへメッセージをお願いします
地元大阪で映画を作るのは僕の悲願でしたので、大阪の人に1番に見てもらいたいと思っています。
東大阪を舞台に、東大阪の方の協力をもってできた『花まんま』は、東大阪のための映画といってもいいんじゃないでしょうか。東大阪に捧げたいですね。
花まんま×東大阪 キャンペーン
『花まんま』スタンプラリーキャンペーン in 布施
5つのポイント全てをまわってクリア特典をもらおう!
- 開催期間
- 5月31日(土曜日)まで
- スタンプ設置場所
- カジュアル・スポット フッセ(近鉄百貨店東大阪店)、ジャンカラディープ布施店、ヴェル・ノール布施(イオン布施駅前店)、ヒバリヤ書店本店、なにわ健康ランド 湯~トピア【ゴール(特典お渡し場所)】
- 詳しくは、東大阪公式観光情報ウェブサイト『ピカッと東大阪』をご覧ください。
キャンペーンへの協力の店舗におじゃましました! @ヒバリヤ書店本店
スタンプラリーキャンペーンが始まって2日目で100人を超える方が書店に足を運んでくださり、スタンプラリーを楽しまれています。
今回のキャンペーンを機に、布施やヒバリヤ書店に多くの方が来ていただけたらと思います。
代表取締役 森川 貴文さん
店長 大内 斉さん
花まんま×東大阪オリジナルクリアファイルが完成
映画『花まんま』の公式ビジュアルを全面に使った、花まんま×東大阪 オリジナルクリアファイルが完成しました。
クリアファイルは5月11日(日曜日)に開催される「東大阪市民ふれあい祭り(東大阪市魅力PRブース)」や、今後行われる市内外でのイベントなどで配布を予定しています。
- 問合せ先
- 国際観光室 06(4309)3230、ファクス 06(4309)3849
- 問合せ先
- 一般社団法人 東大阪ツーリズム振興機構 06(4309)8083、ファクス 06(4309)8084
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配布事業者NTTタウンページコールセンター 0120(586)986
(月曜日~金曜日9時~17時〈祝休日を除く〉)